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J2千葉対徳島で起きた問題について

「暖かくなると、おかしな人が出てくる」なんてようなことをいったりするけれど。

今年のJリーグにはそれが当てはまるようで。

暖かくなることで、熱くなりやすく、冷静さや判断力を欠いてしまう人が出てきてしまうのだろうか。

最近になって、問題が立て続けに起きている。

以前、G大阪観客がナチス親衛隊のデザインに酷似した旗をしようした問題について書いたけれど。

今回は、先週のJ2で起きたこと。

4月29日に行われた、J2第10節、千葉対徳島。

前半14分、徳島DF馬渡が前線にあがるも、千葉GKがペナルティエリア外まで飛び出してクリアしてスローインに。

馬渡はすぐさまプレイを再開しようと、近くにいたボールボーイにボールを要求。

しかし、ボールボーイは反応が遅れて、すぐにボールが渡らず。

それに苛立った馬渡は、ボールボーイを小突いてしまう。

この行為により、馬渡はレッドカードで退場。

さらに試合後、ゴール裏を歩いて退場しようとした別のボールボーイに対して、徳島の観客がアルコールとみられる液体をかけた。

馬渡の行為に対して、Jリーグは2試合の出場停止処分とした。

Jリーグの処分が決定するまで、馬渡を謹慎処分にしていた徳島は、これを受けて、5月5日までの謹慎と練習参加の停止、罰金として減給20%(1カ月)、今季中の社会貢献活動の処分を下した。

液体をかけた観客については、人物が特定出来て、クラブの全公式戦で無期限の入場禁止処分を科した。

また、徳島の岸田社長も減給20%(1カ月)となった。

……試合後、馬渡は、「「GKが出ていた状況だったので、早くリスタートしたかったけど、早くもらえなかったと思い、僕の感情がバッと出てしまった」とコメント。

確かに、素早くリスタート出来ていれば、徳島のチャンスになっていただろう。

ただ、ボールボーイは、どちらのスローインでプレイが再開されるのか判定がわからず迷ったため、ボールを渡すのが遅れてしまったのだという。

これに対して、ネットでは、「ホームのボールボーイなのだから、ホームが有利になるように意図的に渡すの遅らせた」という声もあがっていた。

真相は、わからない。

ただ、どういう理由であれ、ボールボーイに手を出していいわけがない。

試合後、冷静になった馬渡も、「でもどういう状況であれ、大人として、サッカー選手として軽率な行動でした。非常に後悔していますし、深く反省しています」とコメントしている。

もし、ボールボーイの行為に不満があったのなら、ハーフタイムに、スタッフを通じてでも、審判や運営側に抗議すればよかったと思う。

まだ前半14分の出来事なのだし。

何を熱くなってしまったのやら、と。

液体をかけた観客も、何をやっているんだって話。

ここで「観客」と表現しているのは、このようにチームに迷惑をかけるような輩は「サポーター」ではないと自分は思っているから。

「サポーター」とは「支える者」。

こんなことをやらかして、サッカーやチームを貶める輩は「サポーター」とはいえない。

当初は、液体をかけた人物はわかっていなかったが、いずれ特定されるだろうな、とは思っていた。

だって、「ちょっとサッカーを観に来た」っていうような層がそんなことするとは思えず。

何度もスタジアムに来ている人物だろうなと。

で、サポーターグループに所属していれば、すぐにわかる。

グループが隠そうとしても、他のサポーターグループやサポーターから、「あのグループのメンバーがやった」ということがわかれば、隠し切れないだろうし。

グループに属してなくても、何度も来ているような人物は、案外、顔が知られているもの。

アウェイ戦なら、なおさらだろう。

どうやって人物特定に至ったのかはわからないが、本来なら、問題になった時点で、本人が名乗り出るべきだったと思う。

長引けば長引くほど、徳島の、Jリーグの、サッカーの、イメージが低下していくのだから。

……本当なら、サッカーについて、ポジティブな話を書きたい。

ネガティブな話なんて、書いていて気持ちのいいものじゃないから。

でも、起きてしまった問題について、なかったかのように、スルーするのは違う気がする。

同様のことが起きないよう、問題にしっかり目を向けることが必要だと思う。

お願いだから、ポジティブなことが話題になって欲しい。

……とはいえ、最近起きた問題はまだあるんだよねえ。

まあ、それについてはまたいつか書こうと思う。