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「 気持ち 」

昼下り、外資系のスーパーに「ほうじ茶」の2?ペットボトルを買いに行った。

スーパーに入ると、すぐ左正面にパン屋さんがある。

朝も昼も食べてないから、腹が騒ぎ出す(ねぇチュン食べたいよ食べたいよ〜)。

右手でヨダレを拭いパンの並んだラックを見ると、「どれでも93円(税別)」と小さなプラカードが立っている。

あ、安いじゃん…

パンを乗せる白いトレーを取ろうとした。

すると80歳は超えているだろうオバアチャンが手を伸ばしてきた。

「どうぞ」トレーをオバアチャンに渡した。

オバアチャンはパンをつかむトングを取ろうとする。

あ、コレも取ってあげた方がイイな!

でも、オバアチャンはすんなりトングをつかむと「 はい 」。

オレに渡してくれた。

「ありがとう」そういうと、オバアチャン「にやあ〜〜」と笑ってくれた。

ただそれだけのことなんだが、妙に心が温かくなる。

フォークロックの帝脳(帝王ではない)、バンド虫の息をやっていたころ。

「 気持ち 」というタイトルの歌を書いた。

作曲はアッちゃんで、リードヴォーカルもアッちゃんの曲だったんだけど、詞も曲もまったく思い出せない。

自分の分担が少ない曲に、いかに責任感を持っていなかったことか。

歌詞内容を思い出せないんだけど、「気持ち」というのはよく考えると本当に難しいものだ。

酒をみ過ぎて「き、きもちわる〜い…」っていうのは具体的に意味は解るけどね。

たとえば、誰かを好きになる、嫌いになる。

言葉にすれば簡単な表現になるけど、その理由を説明しろって言われたら、戸惑うよね。

まぁ、嫌いになるのは何かしら切っ掛けがあるもんだけど。

デイに勤め始めた頃、「カニさんの運転をみたいから、ドライブしましょう」と部長に言われて、部長と二人であてもなくドライブしたことがある。

まぁ、運転は安全運転だと本人は思ってるんで、なんら注意されることもなく、部長の家庭事情を聞かされることになった。

チョッと、そりゃあ大変だなぁ…と思うような話だったんだけど、オレは聞き役に徹していた。

「カニさんって、キライな人がいないの?」

突然、意表を突く質問が部長から出た。

よっぽど「いますよ〜…あんた」って言ってもこんなジョークが通じる相手じゃないし、考えてしまった。

面白いもんで、キライな人なんていない方がいいのに、え、オレ、キライなヤツって誰だ?

考えちゃったよ。

たぶんオレのことを嫌ってるヤツはいっぱいいるだろうけど、何もコッチもキラウ必要はないと思う。

ヤだったら、もう無視しとけばいいんじゃないか?

キライな相手に何かギャフンと言わせたいとか最悪だよね。

他人を呪わば穴二つであるんだぞ。

誰かを好きになるのにも理由はあるのかもしれない。

好きという気持ちのなかに「 恋 」という感情がある。

よく一目惚れなんて聞くこともあるけど、経験したことがない。

ただ、出逢って翌日には恋人になってくれた人はいたけど、コレも一目惚れなのかな?

もう20年も前だけど、初恋の女性にデートに誘われたことがある。

嬉しくって、待合わせをした場所に行ったんだけど、彼女を待っている内に妄想が膨らんでくる。

いやいや、けしていやらしい妄想じゃありませんよ、しもさん。

なんで彼女からデートにオレなんか誘ってくれたんだろう…

ま、まてよ〜〜  ひょっとして彼女、保険の外交かなんかやってて、「ねぇ〜カニく〜ん、この受取人設定なしの死亡保険に入ってぇ〜」なんて言われたらヤバイぞ!断れるか?

まだ彼女来ないし、帰っちゃうか!?「カニくん!」ワツ!!

保険の外交なんかやってなかったんだけどね^^;

歳を取ると恋なんて縁遠くなるけど、若い時は悩んだもんさ。

それでも、高齢者の三角関係とか横恋慕もあるんだもんなぁ。

一生発情期か?失礼^^;

そう、初恋の人は中学の同級生なんだけど、卒業して思い切ってラブレターを書いた。

信じられなかったんだけど、ちゃんと返信が来てさ!何通か文通。

「こんど二人であいましょうよ」って書いてあった。

でも、彼女と逢う、つまりデートでしょ。そんな勇気がなくってぇ。

毎日のように通っていた商店街のレコード屋。

そこにやっぱり中学の同窓だった女子が来るようになって、いつも可愛い女の子を連れて来る。

「だれ?」「私の妹」

ええ!?姉ちゃんは身長がオレより高くって、ガリ勉タイプで近寄りがたいタイプなのに、妹はキレイだし背も高いけど?中学1年!?大人っぽいなあ〜。

それからレコード屋には妹一人で来るようになった。

もう二人でレコード屋入りびたり。

そこへ、突然初恋の彼女がきてしまった。

もうビックリして口なんかきけないし、どうしたらいいのかわからない。

妹がペッタリくっついてくるし、もうパニックで、結局初恋の彼女とデートするのは、その後30数年してからである。

まだ気持ちが若かったんだねぇ〜、今だったら「お嬢さ〜ん、今夜は帰さないぜ」…言えるわけないか。

中学生の時だったけなぁ…

この頃になると誰でも憧れる相手が出来るじゃない。

「くんが家までついてくるのよ」って相談されたことがある。

すっげえ勇気があるなあ〜って感心しちゃったんだけど、今ならストーカーじゃんなあ。

ホントに「気持ち」というのは不思議なものだ。

虫の息で歌った歌詞、思い出せないなあ〜。

アッちゃんが作る曲って、ギターが難しくってさ難儀してたんだ^^;

話が逸れるけど、オレが歌詞を書いてアッちゃんが曲を作ってくれた歌って…

覚えてるのは「人は何故この世に生きるの」と「反抗期」ぐらいだぞ。

その他にも「気持ち」「終演」があったなぁ…他になかったか?

あ、そうかあ、アタマの病があったから忘れちゃったんだな!

そうかぁ、やっと気持ちが落ち着いたぞ。

「恋したら」〜グリーメン〜

日記に書いた時代に出た歌です。

作詩は北山修、作曲は加藤和彦だったと思いますよ。

レコードは買わなかったけど、FMからエアチェックして、よく聴きました♪

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